02

カメラアングルプロンプトの組み立て

カメラ位置、画面に入れる範囲、視線を選びます。視点を1つに絞り、画角と視線を必要に応じて追加します。

STEP 1

視点を決める

上・下・正面・横・後ろなど、カメラを置く方向を1つ選びます。同じ役割の指定を重ねすぎないようにします。

STEP 2

写す範囲を決める

顔のアップ、上半身、全身から、見せたい部位に合わせて選びます。背景を広く見せる構図とは使い分けます。

STEP 3

視線を加える

looking at viewer などは目線の指定です。身体の向きと目線を分けて確認します。

画角の指定は目安です。頭・手・足など、必要な部位が画面に入っているかを生成結果で確認します。 品質・外見・服装の指定は共通プロンプトでも確認できます。

共通プロンプトを使う場合の入れ替え対象

目的と異なる指定を外し、選んだカメラアングルの語に入れ替えてください。以下は構図を変えるときに見直す指定例です。共通ベースに固定で含まれる語ではありません。視点・画角・視線それぞれで重複を整理します。

front viewfrom sidefrom behindface close-upfull body shotlooking at viewer

03

カメラアングルの組み合わせ例

ここからは掲載済みの組み合わせ作例です。短い指定を役割ごとに読むと、自分の画像に応用しやすくなります。

俯瞰の座り構図の自作生成例

組み合わせ例 / 01

俯瞰の座り構図

座る姿勢と上から見下ろす視点を組み合わせた例です。

姿勢sitting角度high angle視点from above視線looking up画角full body
sitting, high angle, from above, looking up, full body
迫力のある立ち構図の自作生成例

組み合わせ例 / 02

迫力のある立ち構図

立ち姿と下から見上げる視点を組み合わせた例です。

姿勢standing角度low angle視点from below視線looking at viewer画角full body
standing, low angle, from below, looking at viewer, full body

作例には上記の指定に加え、品質・キャラクター指定を使用しています。追加する指定に合わせて、競合する語を入れ替えてください。共通ベースは共通プロンプトの記事で確認できます。

04

カメラアングルが反映されないときの対処法

指定を増やす前に、共通プロンプトとの競合と画角を見直します。以下は調整案です。モデルやワークフローによって効果が変わるため、同じSeedで1つずつ試してください。

01全身を指定しても足や頭が切れる

face close-up や upper body shot など、寄る画角の指定が残っていないかを確認します。まず全身の指定だけに整理します。

見直す指定の例face close-up, full body shot
調整するならfull body shot

縦長の画像サイズも候補になります。画角と画像サイズは別の設定として、1つずつ変更してください。

02カメラ目線にしても身体が正面を向かない

looking at viewer は視線の指定です。身体を正面から捉えたい場合は front view を別に指定して確認します。

見直す指定の例looking at viewer
調整するならfront view, looking at viewer

後ろからの視点と組み合わせるときは、身体と顔の向きが意図通りかを確認します。

03斜め前からの視点や斜め構図が出にくい

three-quarter view の作例の評価は「低」、dutch angle は「中」です。まず競合する視点の指定を減らし、単独で試します。

(three-quarter view:1.1), upper body shot

必要なら目的の語だけを少し強調できます。1.1は試し始める値で、最適値ではありません。dutch angle は首の傾きではなく、画面全体の傾きを確認します。

04背景を広く写したいのに人物が大きい

close-up や肖像中心の指定を外し、人物を小さく写す語と背景を優先する語を確認します。既存の複数語の指定は、カードからまとめてコピーできます。

「背景を広く写す」の作例の評価は「低」です。人物の顔の細部を優先する構図と同時に狙わず、背景の占める範囲を先に確認します。

比較するときのコツ

モデル・Seed・画像サイズを揃え、変更する指定は1つずつ。プロンプトの変更による効果を比較しやすくなります。同じSeedでも環境や処理が変われば完全一致しない場合があります。

05

生成設定と再現しやすさの評価基準

このページの画像は、サイト運営者がComfyUIで生成した作例です。共通ベースとして公開しているモデルと基本設定を、以下にまとめています。

モデル
WAI-illustrious-SDXL v17.0
縦長サイズ
width: 832 / height: 1216
横長サイズ
width: 1216 / height: 832
Steps
30
CFG
5
Sampler
euler
Scheduler
karras
アップスケール
1.5倍(縦長:1248 × 1824/横長:1824 × 1248)

共通設定の出典:使用モデル・生成設定。画像ごとのSeed・個別ワークフローは掲載していないため、同一画像の完全再現を保証する設定一式ではありません。

作例の共通ベース(Positive / Negative)を見る

既存の共通プロンプト記事に掲載している品質・外見・服装の指定です。下記は元のベース全文です。目的と競合する指定は、選んだカメラアングルの語に入れ替えて使ってください。lazypos と lazyneg は別途導入するEmbeddingです。導入方法を見る ↗

Positive / 品質・キャラクター・服装
embedding:lazypos, (best quality), amazing quality, (highly detailed), ((masterpiece)), ((extremely detailed)), (high resolution), (8K), (beautiful), detailed skin texture, (high contrast), (detailed eye), blonde hair, long hair, straight hair, soft golden blonde, hair flowing down to waist, golden eyes, bangs, gentle expression, soft eyes, calm and serene face, petite body, small breasts, modest chest, slender figure, fully clothed, wearing casual clothes, modest clothing, simple blouse, skirt
Negative / 共通の除外指定
embedding:lazyneg, worst quality, bad quality, bad anatomy, low quality, sketch, greyscale, comic, monochrome, bad, noise, western, extra digits, watermark, logo, scan artifacts, shadow, shaded face, shade, backlighting, inset, arm support,extra arms, extra legs, extra limbs, multiple arms, multiple legs, duplicated limbs, extra hands, extra feet, detached limbs, floating limbs, fused limbs, malformed limbs, overlapping limbs, multiple bodies, duplicated body,

「再現しやすさ」は、今回の作例での目安です。

意図したカメラアングルを出力できるまでに生成した枚数をもとにしています。既存の作例と評価を使用しています。

高 1〜3枚目
比較的少ない生成で出力できた
中 4〜6枚目
何度か生成して出力できた
低 7枚目以降
出力まで試行を重ねた

一定回数の生成から算出した成功率ではありません。モデルや他の指定が変わると、再現のしやすさも変わります。各カードの使い方のヒントと調整案は、作例の評価とは別の補足です。

よくある質問

カメラ位置と画角は別ですか?

from above などは見る方向、full body shot などは画面に入れる範囲を示します。組み合わせて使えますが、同じ役割で競合する語は整理してください。

顔以外もアップにできますか?

既存記事では「〇〇 close-up」の形でアップにしたい部位を補う方法を紹介しています。モデルによって結果が変わるため、対象が画面に入っているかを確認してください。

同じプロンプトなら、作例と同じ画像になりますか?

同じ画像になるとは限りません。掲載している短い指定のほか、品質・キャラクター指定も使用しています。モデル、Seed、画像サイズ、追加ノードなどによって結果が変わるため、作例は指定を選ぶ参考として使ってください。

「再現しやすさ:高」なら必ず成功しますか?

必ず成功するという意味ではありません。このサイトの作例を生成したとき、意図する指定が反映されるまでに要した枚数の目安です。固定回数の試行から計算した成功率や、すべてのモデルに共通する評価ではありません。

関連するプロンプト記事

作例一覧に戻る ↑