02

画質プロンプトの組み立て

全体の品質、描き込みたい部分、光の表現を選びます。出力するのは追加用の指定文で、画像サイズやノードの設定は変更しません。

STEP 1

目的を1つ決める

全体の品質、瞳、輪郭線、背景など、確認する部分を決めます。似た品質語は増やしすぎずに試します。

STEP 2

光の指定を分ける

細部の描写と明暗差は別の要素です。光や影を変えるときは、ネガティブ側の指定も確認します。

STEP 3

設定を固定して比較する

モデル・Seed・画像サイズ・Steps・CFGを揃え、追加する語だけを変更します。必要な拡大処理は別に行います。

8k や high resolution は出力ピクセル数を変更しません。実際のサイズは生成設定で指定し、拡大はアップスケールで行います。 品質・外見・服装の指定は共通プロンプトでも確認できます。

共通プロンプトを使う場合の入れ替え対象

目的と異なる指定を外し、選んだ画質の語に入れ替えてください。以下は共通ベースのPositiveまたはNegativeに含まれる語です。品質語の重複と、光・影の指定が競合していないかを確認します。

best qualityamazing qualityhighly detailedhigh contrastshadowshadebacklighting

03

画質の組み合わせ例

以下は組み合わせの指定例です。各組み合わせを画像で比較検証した結果ではありません。目的に応じて1項目ずつ試してください。

組み合わせ例 / 01

瞳と線を確認する指定例

品質・瞳・輪郭線・光を役割ごとに分けた指定例です。共通ベースと重複する語は整理して使ってください。

品質best quality瞳detailed eyes線clean lineart光soft lighting
best quality, detailed eyes, clean lineart, soft lighting

組み合わせ例 / 02

背景と光を指定する例

背景の描き込みと光の表現を組み合わせる指定例です。先に背景を含む画角を用意し、各語を1つずつ試してください。

精細さhighly detailed背景detailed background光cinematic lighting
highly detailed, detailed background, cinematic lighting

品質やライティングの効果はモデル・プロンプト・設定で変わります。追加する指定に合わせて、競合する語を入れ替えてください。共通ベースは共通プロンプトの記事で確認できます。

04

画質が反映されないときの対処法

指定を増やす前に、共通プロンプトとの競合と画角を見直します。以下は調整案です。モデルやワークフローによって効果が変わるため、同じSeedで1つずつ試してください。

01品質語を増やしても変化が分かりにくい

共通ベースには best quality、amazing quality、highly detailed などがすでに入っています。同じ役割の語を足す前に、元の指定を整理します。

見直す指定の例best quality, best quality, amazing quality
調整するならbest quality

モデル・Seed・画像サイズを揃えて、瞳や輪郭など確認する部分を決めてください。キーワードだけで品質が必ず上がるわけではありません。

028k と書いても画像が大きくならない

8k はプロンプト内の語で、画像サイズの設定ではありません。通常のワークフローではEmpty Latent Imageなどのwidth・heightが生成サイズを決めます。

拡大して仕上げたい場合は、サイト内のHires.fix(Upscale Latent)の手順を参照してください。サイズだけで細部が必ず改善するわけではありません。

03照明や逆光の指定が反映されにくい

共通のネガティブには shadow、shade、backlighting などがあります。逆光や影を描きたい場合は、目的と競合する語を外して比較します。

見直す指定の例Negative: backlighting / Positive: rim lighting
調整するならPositive: rim lighting

PositiveとNegativeを同時に大量に変えず、まず光の指定と競合する語の組み合わせを確認してください。

04細部を増やしたら画風や肌の見え方が変わる

realistic texture や detailed skin texture は、描画の質感にも関係する指定です。イラストらしさを維持したい場合は、必要な語だけを残して比較します。

精細な瞳と精細な背景など、狙う部分を分けて試すと変化を確認しやすくなります。

比較するときのコツ

モデル・Seed・画像サイズを揃え、変更する指定は1つずつ。プロンプトの変更による効果を比較しやすくなります。同じSeedでも環境や処理が変われば完全一致しない場合があります。

05

生成設定と画質の確認方法

冒頭の画像は既存記事の参考画像です。キーワード単独の効果を示す画像ではありません。共通ベースとして公開しているモデルと基本設定を、以下にまとめています。

モデル
WAI-illustrious-SDXL v17.0
縦長サイズ
width: 832 / height: 1216
横長サイズ
width: 1216 / height: 832
Steps
30
CFG
5
Sampler
euler
Scheduler
karras
アップスケール
1.5倍(縦長:1248 × 1824/横長:1824 × 1248)

共通設定の出典:使用モデル・生成設定。画像ごとのSeed・個別ワークフローは掲載していないため、同一画像の完全再現を保証する設定一式ではありません。

作例の共通ベース(Positive / Negative)を見る

既存の共通プロンプト記事に掲載している品質・外見・服装の指定です。下記は元のベース全文です。目的と競合する指定は、選んだ画質の語に入れ替えて使ってください。lazypos と lazyneg は別途導入するEmbeddingです。導入方法を見る ↗

Positive / 品質・キャラクター・服装
embedding:lazypos, (best quality), amazing quality, (highly detailed), ((masterpiece)), ((extremely detailed)), (high resolution), (8K), (beautiful), detailed skin texture, (high contrast), (detailed eye), blonde hair, long hair, straight hair, soft golden blonde, hair flowing down to waist, golden eyes, bangs, gentle expression, soft eyes, calm and serene face, petite body, small breasts, modest chest, slender figure, fully clothed, wearing casual clothes, modest clothing, simple blouse, skirt
Negative / 共通の除外指定
embedding:lazyneg, worst quality, bad quality, bad anatomy, low quality, sketch, greyscale, comic, monochrome, bad, noise, western, extra digits, watermark, logo, scan artifacts, shadow, shaded face, shade, backlighting, inset, arm support,extra arms, extra legs, extra limbs, multiple arms, multiple legs, duplicated limbs, extra hands, extra feet, detached limbs, floating limbs, fused limbs, malformed limbs, overlapping limbs, multiple bodies, duplicated body,

画質は同じ条件で比較します

モデル・Seed・画像サイズ・Steps・CFGを固定し、追加する語を1つずつ変更してください。輪郭線、瞳、肌、背景など、確認する部分を決めて比較します。

8k や high resolution の文字を入れても、出力ピクセル数は変わりません。画像サイズは生成設定で指定し、拡大にはアップスケールを使用します。

ComfyUIで画像を高画質にする手順を見る ↗

よくある質問

品質語だけで高画質になりますか?

必ず高画質になるわけではありません。使用モデル、生成サイズ、Steps、アップスケールなども影響します。語の追加は、生成設定と分けて比較してください。

各キーワードの比較画像や評価はありますか?

このページにはキーワード単独の比較画像・再現しやすさの評価は掲載していません。冒頭の画像は既存記事の参考画像で、品質語の効果を証明する比較ではありません。

同じプロンプトなら、作例と同じ画像になりますか?

同じ画像になるとは限りません。掲載している短い指定のほか、品質・キャラクター指定も使用しています。モデル、Seed、画像サイズ、追加ノードなどによって結果が変わるため、作例は指定を選ぶ参考として使ってください。

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